初めてのレンタルサーバを借りた時は、いったい何からすればいいのかまったくわからないと思います。
ほとんどのレンタルサーバには、管理画面というものがあり、そこからサーバの設定などが出来るようになっています。
私が初心者にさくらのレンタルサーバをおすすめする理由は、この管理画面のわかりやすさだったりします。
中級者にはむしろわかりにくかったりしますので、そういう方はXserverのほうがおすすめです。

サーバ入門などの本を買ってきて勉強するのも良いですが、サーバというものを本格的に勉強しようとすると、覚えなければならない基礎知識が結構幅広いので挫折してしまいそうです。
普通のホームページを作るだけなら、知らなければならないことは限られていますので、本格的な知識がなくても、この管理画面の使い方さえわかってしまえばそれで済んでしまいます。
サーバのプロになるわけではないので、詳しいことは使い慣れてから必要にあわせておいおい覚えれば十分です。

さくらのレンタルサーバを契約すると、メールの中にコントロールパネルへのリンクがありますので、ここからサーバに入ります。

コントロールパネルへのログインは、サーバのアドレスがログインIDになります。
ドメイン名と書いてありますが、自分が取得したドメインではなく、さくらで割り当てられた初期ドメインを入力することに注意してください。

ログインするとこのようなサーバコントロールパネルという画面が表示されます。
10年以上前からずっと変わっていないので、ちょっと古くさいデザインですね。

ログインしたら最初にやっておきたいことがあります。
さくらのレンタルサーバには初期ページが無いので、簡単に作っておくと良いのです。

これはさくらのレンタルサーバのメリットでもあり、デメリットでもある点なのですが、さくらのレンタルサーバは初心者にわかりやすくするために、フォルダ(サーバではディレクトリと呼んだりします)がひとつしかなく、そこには最初はなにもファイルがありません。

さくらのレンタルサーバはマルチドメイン、つまり、ひとつの契約に複数の独自ドメインを割り当てることが出来るのですが、ドメインごとにフォルダが分かれていないのです。
Xserverなどだと独自ドメインを追加するごとに別なフォルダが出来ていくのですが、これが中級者にはわかりやすくとも、初心者にはすごくわかりにくいので、さくらではひとつのフォルダで全部行うことになっています。

複数のドメインとサイトを管理するためには、ドメインごとにフォルダを作って、そこにそれぞれのドメインを割り当てるのですが、これをひとつのフォルダで管理するということは、一番上の階層のフォルダに割り当てたドメインから、下位の階層のフォルダに割り当てたドメインのファイルが見えてしまうことがあるのです。

ちょっとわかりにくい説明ですので、わからない方はスルーしても大丈夫です。またドメインの割り当ての項目でおいおい説明していきます。

とりあえずこの記事にしたがって、初期ページを作っておいてください。

左側のメニューから、ファイルマネージャーを選びます。

普通、サーバの中のフォルダやファイルを操作するには、FTPというソフトを使って行いますが、最近のレンタルサーバは、ウェブブラウザからFTPと同じような操作が行える画面が用意されています。
これが簡単なので、初心者のうちはこれを使っておけばいいと思います。
とくにWordPressを使ってサイトを作る場合は、FTPを使わなくてもこれだけでも済んでしまいます。

これがファイルマネージャの画面です。Windowsのエクスプローラーに似ていますね。

最初に表示されている家のマークのフォルダ(www)が、一番上の階層になります。

本来、サーバにおいてホームディレクトリと呼ばれる一番上の階層はこのフォルダではないのですが、プログラムを組む人でない限り、このフォルダより上の階層は使うことがないので、このファイルマネージャではこのwwwというフォルダが一番上の階層になります。

さくらのレンタルサーバでは、このwwwというフォルダ以下がインターネットから見えるフォルダになります。(正確にはドキュメントルートといいます。)他のレンタルサーバの場合、htdocsなど名前が違う場合がありますが、名前だけの問題で仕組みは同じです。

最初の状態では、このフォルダには何もファイルが入っていません。

左のエリアからwwwフォルダを選択します。選択したものは青くなります。
上のメニューから選択アドレスへの操作を選び、プルダウンメニューからファイル作成を選びます。

ファイルを編集するテキストエディタが開きますので、さくらのレンタルサーバの契約時に指定した初期ドメインを入力して保存を押します。

保存ボタンを押すと、ファイル名を指定するウィンドウが出ますので、「index.html」という名前をつけます。

これでindex.htmlというファイルが出来ました。

「index.html」というファイル名ですが、これはホームページにおいてブラウザでディレクトリのアドレスが指定されたときに、最初に表示するファイルの名前です。お約束なので覚えておいてください。

ブラウザに初期ドメインを入力して、自分のホームページにアクセスしてみましょう。先程 index.html に入力した文字が表示されれば成功です。出てこない、ページが見つかりません、などになるようであれば、入力したアドレスが間違っているか、index.htmlのスペルを間違えているか、このページを見直しながらもう一度確認してみてください。