今どきのレンタルサーバはWordPressを簡単にインストールできるようになっています。
昔はWordPressの公式サイトから最新版をダウンロードしてきて、レンタルサーバに手動でセットアップしてましたから、その当時と比べるとアホみたいに簡単になってしまいました。

とは言え、押さえておくべき基本的なことはありますので、関連知識とともにご説明します。

WordPressをインストールするためには、データベースの準備が必要です。
さくらのレンタルサーバには、MySQLというWordPressに対応したデータベースが用意されていますので、これに環境だけ追加してあげます。

ちなみにこの「データベース」という言葉が、使われている文脈で微妙に指しているものが違うことがあるので、初心者には結構混乱を招くようです。
例えば、
「さくらのレンタルサーバにはデータベースが用意されています。さくらのレンタルサーバで利用できるのはMySQLというデータベースです。WordPressを導入するためには、MySQLにデータベースを作る必要があります。」
こんなふうに書かれていて、分かる人には特に混乱なくわかるのですが、分からない人にはナゾナゾのように見えます。
「さくらのレンタルサーバにはデータベース(ソフトウェア)が用意されています。さくらのレンタルサーバで利用できるのはMySQLというデータベース(管理システム)です。WordPressを導入するためには、MySQLにデータベース(データを入れる器)を作る必要があります。」
このようにデータベースという言葉はいろんなニュアンスで使われるので混乱するのですね。

さくらのレンタルサーバのコントロールパネルにログインし、左のメニューから「データベースの設定」を選びます。
右側に表示される画面から、「データベースの新規作成」を行いましょう。
ここで行うのは、データを入れる器を用意するという意味のデータベースです。

データベースのバージョンが選べますが、WordPressで使用するのであれば、デフォルト(初期値)のバージョン5.5でOKです。

データベースの名前を指定するようになっています。WordPressで使用していることがわかりやすいように、wpという文字でも入れておきましょう。

データベースのパスワードを設定します。滅多に使わないパスワードですが、将来サーバを移設したり、トラブルシューティングをしたりする場合に必要になりますので、絶対に忘れないようにしておいてください。

文字コードは、WordPressの場合には「UTF-8」にしておく必要があります。

作成したデータベースが表示されていればOKです。

次に、左のメニューから「ファイルマネージャー」を選びます。

WordPressをインストールする時、フォルダを作りますが、すでに同じ名前のフォルダがある場合はインストールが出来ません。

独自ドメインの設定の記事で作ったフォルダを先に削除します。

確認ウィンドウが出ます。フォルダの中身も消えますので注意してください。

フォルダが消えていることを確認します。

WordPressをインストールするために、コントロールパネルの左メニューからクイックインストールを選択します。

クイックインストールでインストールできるアプリケーション(ソフトウェア)はいろいろあるのですが、WordPressはブログというカテゴリーに含まれています。

WordPressを選択します。

WordPressのバージョンとMySQLの必要バージョンが表示されますが、ここでは特に気にする必要はありません。

WordPressは最新版か、タイミングによってはひとつ前のバージョンのものが用意されていますが、そもそもWordPressには自動バージョンアップ機能があるので、インストールはよほど古すぎないかぎり問題はありません。

ライセンス規約の確認のチェックをします。

インストール先のフォルダは、独自ドメインを割り当てたフォルダを指定します。

データベースは先に作成したデータベースとパスワードを入力します。

テーブルの接頭辞には、このブログのためのデータベースだということが識別できる短い文字をいれておきます。

WordPressはデータベースの中に複数のテーブル(ファイル)を作ります。このテーブル名の前にここで指定した接頭辞が追加され、それによって各テーブルがどのブログのためのものであるか認識できるようになっています。しかし、移設やトラブル出ない限り、このテーブル名を見ることはありません。

インストールが完了したので、アプリケーションの設定の画面を開きます。

WordPressのようこそページが表示され、インストールが完了していることがわかります。

この時、ブラウザに表示されているURLに注目してください。
表示されているURLは、先程インストールのときに指定したドメインとフォルダになっています。

ここ重要です。

WordPressは、このようこそ画面からセットアップしたURLが、このWordPressの正規のURLとなります。

なので、このURLでは、WordPressのセットアップを始めてはいけません。

独自ドメインのほうでURLを入力しても同じページが表示されます。

必ずこちらでセットアップを開始してください。

サイトのタイトルは、後でも変更できますので、仮でもOKです。

ユーザー名も後で変更できますが、そもそもさほど重要でもないので、個人名を避けておけば何でもかまいません。

バスワードは数字や英単語など簡単に推測できるものは絶対に避けてください。
WordPressは世界的で最も利用されているホームページ管理システムです。WordPressを狙ったハッキングツール(ワーム)があり、英単語や数字の組み合わせのパスワードは短時間で破られてしまいます。

設定が完了したらログインしてみましょう。

ログイン出来てダッシュボードが表示されればOKです。

ドメインでのアクセスで、WordPressのトップページが表示されるかも確認しましょう。